ボクシング始めます

 それはもう実に様々な覚悟や犠牲が必要だったけど、ボクシングにおいて自分のやりたいことを実現できる年齢には制限があるので、やっておかないと絶対に後悔すると思った。
 もう一つそれなりの年齢制限があることもあるけど、まずはこちらを2年間やってみてからにする。

 で、早速目当てのジムの見学に。

01

 安定の方向音痴っぷり。
 と思ったけど、スマホの現在位置表示・磁石機能に頼らなければ案外普通に着けることに気付いた。
 ただ、やっぱり地図をくるくる回さないと無理。わかりやすい目印もないと無理。「○○通りを北に」とか言われると脳味噌バーン。

02

 着いたはいいけど、今度は入り口がわからずうろうろして完全に不審者だった。こんな感じの建物の2階なのだけど。
 1階のお店?に入って聞いてみると、裏の階段から上がれと言われた。この図ではよくわかるけど、実際はもっと距離があって超わかりづらかった。

03

 そこへ、パジャマみたいなダッサいジャージを穿いたおっちゃん以上おじいちゃん未満な男性が入っていくのを目撃。
 もしかしたらジムの関係者かもと思いつつ、後ろからついていく形に。

04

 やっぱり関係者だった。
 見学に来た旨を伝えると、にこにこしながら「どうぞどうぞ~」と迎えてくださった。元気そうだけど杖をついているし、なんか練習生でもトレーナーでもなさそうだし、お手伝いさんかな?
 全員で60~70人いるらしいけど私が行った時間帯は10人程度で、ほぼおっちゃんとおじいちゃんと子どもだった。

05

 受付にはベルトやら何やら、壁には隙間がないほど色々貼り付けてあってカオス状態。サインや写真の他にもトレーニングメニューやら昔のランキングやら。
 道場は書道の飾りだけだったのになと思ったけど、よく考えたら空手は貼るものがないわな……。

06

 このジムに入るにあたって心配なのは、ロッキーの、しかもメインテーマだけの無限ループ。これ頭おかしくなるんじゃ……(;´Д`)

 見た感じ、ひたすらシャドー、ひたすらサンドバッグなど、黙々とやっている人がほとんど。やっぱり空手とは違うなー。
 でもみんな、メニューをこなしている時以外は和やかな雰囲気だった。

 この時はプロにお目にかかることはできなかったけど、子連れの元プロがいてめっちゃかっこ良かった。
 そして改めて、やっぱり夫は上手いんだなぁと思った。高校生~おっさん未満はそうなのだと思う。

 それにしても、おじいちゃんが若い子にボディをガンガン打たせて平然としているのには驚いた。この人が会長さんかなと思ってマネージャーのおばちゃん(多分会長の奥さん)に聞いてみると、「あの人は違うよ、会長は今しゃべってるあの人」。
 ……ん?あの人ってもしかして……

07

 ああああさっきの階段の人!!
 なにこの漫画みたいなオチ!
 お手伝いさんとかダッサいジャージとか思ってごめんなさああああい!!!

 このジムの女性は現時点で3人で、いずれもフィットネスが目的らしい。
 一人プロがいたけど、年齢制限を越えたので引退されたとか。ギリギリまでやったんだ……すごいな。
 女性は試合に出してもらえないジムが多いけど、ここでは主催もしているから、試合をやるならうちがいいよ!と勧めてくださった。やったね!

 昔はジムが練習生で埋まってしまうくらいたくさんいたけど、みんなサッカーなどの他のスポーツに行ってしまって、今ではすっかり少なくなったとか。なんと悲しい……。
 いや、でも60~70人は十分多いと思うぞ。

 会長さんはよくしゃべる方で(笑)すごく楽しそうにボクシングの話をされるので、本当に好きなのだなぁと思った。
 空手の師範と何となく顔が似ているような気がするし、雰囲気もそっくり。優しくて人当たりが良さそうだけど若干コワモテで、キレるとえらいことになりそうなあの感じ。奥さんも似ているし……。
 ジム全体の雰囲気も通っていた道場のようで、想像していたようなピリピリした感じはなかったので、楽しく練習できそう。

 他にもジムはパラパラあるけど、女性はフィットネス目的の人しか募集してなさそうな所ばかりだったし、会社帰りに行くにはここが一番都合がいいので、ここに決めた。
 土曜合わせて週に2~3回通いたいけど、7時半頃に行かないとまともな練習はできないので、仕事を上手く調整しないといけないな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください